天然石をドイツの特許技術によって薄いシートにした驚きのクリエイティブ・マテリアル。
それが「スライストーン」
紫外線に強く、表面強度に優れています。また優れた耐水性でキッチン、洗面室など、水まわりにも適しています。
曲げれられるほど軽いシートなので、速硬接着剤で貼るだけ。乾燥時間が短くボード下地に貼れます。

タイプは2種類
・クレアタイプ(マットな質感)
・マイカタイプ(宝石に似た輝き)
どちらのタイプも天然石を使用しているため、色、凹凸、模様、厚さ、重さが1枚1枚異なります。ご了承ください。
SLISTONEの特長
‣円柱や曲面
天然石の使用を諦めていた場面を劇的に変えることができます。
スライストーンは曲面施工が可能。
照明演出で今までにない新鮮な空間が生まれます。使用商品:ST-02、ST-10
‣施工時間の短縮
ディスクグラインダ・鋸・金ハサミで切れます。
釘打ち・穴開けが簡単です。
速硬接着剤で貼るだけ、乾燥時間が短くボード下地に貼れます。使用商品:ST-02
‣アクセント
商業空間、ディスプレイ、高齢者施設、住宅(リビング、玄関、キッチン、洗面)のアクセントに。
水まわりにも使用でき、木や和紙、金属などの異素材との組み合わせも楽しめます。
使用商品:ST-10
‣リフォーム
素材のユニークさを生かして造作家具・照明器具・インテリアグッズに。
古くなった扉・家具などの再生にも適しています。使用商品:ST-03
商品詳細
サイズ | 1210×610mm(±3mm) 0.73㎡/枚 |
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厚み | 1.2~1.8mm |
重量 | 1.5~1.9kg/枚 |
材質 | 天然石 |
注意事項
設計・選択上の注意
・スライストーンは色、凹凸、模様、厚さ、重さが想像以上に1枚1枚異なります。
・高温、高熱、油などに接するような場所や化学的な影響を受ける恐れのある場所には使用しないでください。変色や破損する恐れがあります。
・スライストーンの施工時には、目地(3〜5mm)を取ってください。
・スライストーンは天然ものですので下地の状態(不陸等)によってスライストーン間に数ミリ程度の隙間があく場合があります。
・スライストーンは石粉が落下する場合があります。食卓、食品などに接する箇所への使用は控えてください。
・スライストーンは目地をとって施工しますので、仕上がりイメージが施工写真と若干異なる場合があります。
・輸入品につき、予告なく価格変更、仕様変更、廃番とさせていただくことがございますのであらかじめご了承ください。
施工上の注意
【下地】
・適用下地は合板・石膏ボード等。
・下地は不陸のないように平滑に仕上げてください。下地材表面の埃、ゴミ、油、水分、サビなどは接着不良の原因となりますので取り除いてください。
・曲面への施工も可能です。(R=400程度)
・リフォームなど下地に壁紙が貼ってある場合、壁紙を剥がしてから施工してください。
・下地材が油で汚れていたり、ペンキ塗装をされている場合は新規に下地を作るか、塗装を除去してから施工してください。
【加工・切断】
・スライストーンはディスクグラインダ、電動マル鋸、鋸、金ハサミ、万能ハサミ、カッターで切断できます。
・カットはスライストーン裏面から行ってください。
・切断箇所には養生テープを貼ってから切断し、角かけには十分注意してください。
・数量が多い場合集じん装置付きディスクグラインダ、防じんマル鋸を使用してください。
・手挽き鋸は細目の刃を使用してください。クラフト鋸125B(オルファ(株))、ミニパネルソーHI導付目150((株)広島)をお奨めします。
・粉塵が出ますので、必ず防塵マスクとゴーグルを着用してください。
・着衣は、長袖の作業着を着用してください。
・施工用具の使用は、メーカーの使用説明書に従って取り扱ってください。
【接着塗布】
・接着剤はPS100変性シリコーン樹脂系(タイルメント社)をお奨めします。
・接着剤は振動、衝撃に強く剥がれにくいものをご使用ください。酢ピ系、アクリル系接着剤は好ましくありません。
・接着剤は塗ってから直ちに貼ってください。(貼付け可能時間目安23℃ 10分以内 施工環境により異なります)
・接着剤は1本あたり10〜20m(ノズル先端を6mmにカットした場合の目安)の使用量となります。
・両面テープ ボードタック(タイルメント社)をお奨めします。両面テープは粘着力のある厚み1mmのものをご使用ください。施工時、離型紙のはがし忘れにご注意ください。
・曲面に使用する場合はスライストーンの接着面に対し、両面テープの本数、接着剤のビート塗布の本数を増やしてください。
施工
施工において最も重要ことは水平、垂直を出すことです。必ず墨出しを行ってください。
・レーザー光、金尺などを用いて、寸法通りミリ単位で狂いのないように丁寧に行ってください。
・目地仕上げして下さい。目地幅は3〜5mmが目安です。突き付け施工は避けて下さい。
・接着剤を塗ってから直ちに貼って下さい。(貼り付け可能時間目安23℃ 10分以内)施工環境により異なります。貼り付け後は手直しができないので注意して下さい。
・貼り付けはmm単位で正確に行って下さい。
・あて木をあて、プラスチックハンマーやゴムハンマーでスライストーンの表面を軽く叩き、下地とスライストーンの浮きがないように圧着してください。
・他の壁材や床の取り合い部分は5〜10mmの隙間をあけてシリコーン系シーリング剤を打設してください。アークシールS・200(タイルメント社)をお奨めします。
・曲面に貼る場合、R=400(半径)が目安です。
・曲面に貼る場合、短編の両端に両面テープと接着剤を追加してください。
・天井に貼る場合、ビス留め、釘などで必ず下地材に支持されるようスライストーンを固定してください。釘打ちは経年にて緩みなどが生じる場合があります。
・スライストーンを切った後の小口はサンドペーパーまたはトリマーで面取りを行ってください。
・スイッチボックスがある場合、壁紙施工と同じようにスライストーンを取り除いてください。
・出隅に使用する場合、視界に入り易い面を1〜2mm長めに出すことでもう一方の小口を隠すことができます。
・寒冷期施工をする場合、室温5℃以上としてください。
・スライストーンにクリヤーコートをした後の曲面への施工は避けてください。(ひび割れが生じることがございます。)
使用上の注意
・スライストーンの形状および性質上、液体が染み込んでシミになる場合があります。タイルに行うような水洗いは行わないでください。食用油、クレヨン、口紅などの付着する場所に使用する際は、スライストーン表面にクリアコートをお奨めします。
・スライストーン使用不可の場所
屋外、浴室、床、高温高熱、暖炉、ストーブの近く、キッチンの火の近く、油のかかる場所。
・スライストーンは部屋の使用条件・気温・換気等の条件により、ダニの発生・繁殖しないことを保証する物ではありません、通気の悪いとこ露では、定期的な窓開けなどの十分な換気対策をお願いします。
・施工面で強く触れると肌を傷つける可能性がありますので、注意してください。