パリに上陸した夏水組オリジナル襖紙を、ぜひご自宅で

2018.03.18

パリに上陸した夏水組オリジナル襖紙を、ぜひご自宅で パリに上陸した夏水組オリジナル襖紙を、ぜひご自宅で

パリの展示会で注目を集めた襖紙がついに発売!

パリに上陸した夏水組オリジナル襖紙を、ぜひご自宅で

2018年1月に開催されましたインテリアとデザインの関連見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ 2018」に夏水組が出展し、新しいオリジナル襖紙を発表いたしました。
会期中には国内外問わず沢山の方から反響いただいておりました襖紙ですが、国内での販売を開始しました!

新柄はなんと全35種!

今回新しく販売を開始する襖紙は柄は全部で8種類、それぞれの柄に2~4種類の色展開があり、なんと全部で35種類!
日本の伝統柄の七宝、楓、竹、桜などの代表的なモチーフをリデザインして現代のインテリアに合うように制作されました。
柄にはすべて上下左右にリピートがあるので、壁一面につなげて施工も可能です。
それぞれの襖紙に込められたストーリーと一緒に、ぜひ和柄の奥深さをお楽しみください。

パリに上陸した夏水組オリジナル襖紙を、ぜひご自宅で

~獅子地紋(ししじもん) ~

獅子とは高麗から伝来されたとするライオンの想像上の生き物。
獅子の頭には神が宿り古くから縁起の良いものとされ、獅子舞などとして親しまれてきた。多くの民族において力や権威、王権などの象徴となっており、獅子には悪魔を圧する霊力があると信じられたために、日本でも神社の社前や宮中の鎮子に、狛犬と対をなして獅子の像を置き魔除けとされている。

~ 唐草更紗(からくささらさ)~

唐草模様とは、葉や茎、または蔓植物が伸びたり絡んだりした形を図案化した植物文様の日本での呼称。

一般に更紗とはインド風の唐草、樹木、人物などの文様を手描きや蝋防染を用いて多色に染めたもので、その鮮烈な色彩や異国風の文様とともに染めの技法文様です。今回の唐草更紗は、繊細な唐草模様の更紗を伊勢型紙で表現しました。

~毘沙門亀甲(びしゃもんきっこう)~

毘沙門亀甲とは、仏法を守護する四天王の一尊である、毘沙門天の着衣や甲冑に使われる亀甲文様、固い亀の甲羅が持つ機能性や長寿の意からその名がつきました。また毘沙門天は財宝富貴を守る武神像で福財をもたらす神として信仰され、七福神にも加えられています。
吉祥文様の亀甲に仏の守り神である毘沙門天を組み合わせることで、さらに文様の力を増大させようとしたのだと言われています。

~雪輪竹(ゆきわたけ)~

雪輪竹は平安時代から使われており、雪は五穀の精と豊作になる吉祥の象徴として、また竹には竹取物語に代表されるように「子供」の意味がありました。
竹は旺盛な生命力があり、節は裏表のない高潔さと節操を意味しています。また、冬でも青くしなやかで強く折れることのない竹は「威勢」などの意味もあります。

~楓鹿紋(ふうろくもん)~

楓鹿紋は平安時代より貴族の間で衣服の文様として愛用され、やがて家紋になったとされており、秋の風物の一つとも言われています。
楓紋は楓の葉が蛙の手のように見えることから、「カエルデ」が「カエデ」に訛ったとも。鹿は古くは「シシ」、または「カ」といわれ、とくに雌鹿を「メカ」というのに対して雄鹿を「セカ」といわれたことから、この「セカ」が「シカ」に転じたとされています。
また、鹿は神の使いとして信じられていました。

背面柄

鹿あり(金箔押し) ※受注生産品

~葉桜(はざくら)~

葉桜は、桜の花が散り若葉が出始めた頃から新緑で覆われた時期までの桜の木、またはその様を言います。
初夏の季語でもあり、花が散って若葉となったころの桜を表しています。
花が散って葉桜になってしまったという惜しむ思いと、桜若葉の美しさを愛でる思いが交錯するという意味を持った文様です。

~菊七宝(きくしっぽう)~

菊七宝の菊は延命長寿の薬とされ、百花のうち最も精気のある花とされていました。この思想が日本に伝来し文様が衣服や輿車 (よしゃ) 、刀剣、懐紙などに用いられ、天皇家の紋章として今日にいたっています。
七宝は輪つなぎの一種で、円形を四つ重ねてつないだ連続文様のこと。これは一つの輪が四方へと無限に広がるという吉祥文様であり、この四方が七宝に転じたとされています。

~霞に獅子(かすみにしし)~

霞に獅子は、春が近づいて温かくなると春の空にたなびく霞の中にいる獅子の様。
獅子は縁起の良いものとされ、力や権威、王権などの象徴となっていました。また、悪魔を圧する霊力があると信じられたために、お祝いごとの席に使用されるようになります。

最近チェックした商品