ステンシルをインテリアに取り入れてみませんか。
まずはビフォーアフターをどうぞ
夏水組Selectionステンシルシート。
「挑戦してみたいけど、ステンシルってどうやるの?」と感じている方へ。
今回はステンシルの施工方法をご紹介いたします。
ステンシルってなんだろう?
ステンシルとは、『模様や文字などを切り抜いた型紙の上から塗装をし、
その模様や文字を摺り込むことによって装飾をする技法』のことです。
壁面はもちろん、カーテンやクッションなどのファブリック類からTシャツや雑貨まで、
凹凸の少ない部分であればさまざまなところに好みの柄をデコレーションすることが可能です。
実際にステンシルをやってみよう!
それではさっそくステンシルを実際にやってみましょう。
今回はDecorTokyoの店内で施工してみます。
「施工」と聞くと少しハードルが高そうな気がしますが、
やってみると実はとても簡単で楽しいデコレーション作業なのです。
①模様をつけたい場所を決める
まずは模様をつけたい場所を決めましょう。
今回は塗料コーナーの壁面に施工をしていきます。
②養生をする
マスキングテープで塗る部分を養生します。
この時、タテヨコがまっすぐになるようにテープを貼ります。
※マスキングテープはまっすぐに貼ることが大事※
ここでのマスキングテープは、ステンシルをする時のガイドラインになります。
ガイドラインがまっすぐであれば模様がずれることなくきれいに仕上げることができるので重要なポイント◎
③塗料を塗る
養生のマスキングテープを貼り終えたら塗料を塗っていきましょう!
ここでは夏水組水性塗料の「メルドゥニュイ」をベースとして塗っていきます。
※ローラーじゃなくてもOK※
今回はローラーで塗っていますが、刷毛でも大丈夫です。
壁面の角の部分や凹んでいる部分はローラーを走らせる前に塗料を小筆で塗っておくと、塗り残しがなく仕上がりがきれいです。
④ステンシルシートに合わせてマスキングテープを貼っていく
ベースの塗料をすべて塗って乾いたら(乾燥時間1時間ほど)、その上からステンシルシートの幅に合わせてマスキングテープを貼り、ガイドラインを作っていきます。
※マスキングテープは塗料が完全に乾いてから!※
完全に乾いていないと、マスキングテープをはがす時にベースの塗装が一緒にはがれてしまう可能性があるので要注意。
⑤ステンシルのガイドライン完成
今回は3柄のステンシルを施工するのでステンシルシート3枚分のガイドラインを作りました。
いよいよ次はステンシル…!
⑥ステンシルスタート
ステンシルシートをあてて塗料を塗っていきます。(ステンシルには夏水組水性塗料ムタルドを使用)
小筆で模様の部分をなぞってみても良いし、カットスポンジを使ってシートの上からポンポンとスタンプの要領で施工してみても面白いです。
⑦シートを移動して
シート1枚分のステンシルを終えたら、シートをはがして移動させます。
この時、模様を半分かぶせながら移動させて塗料を塗っていくと、模様のズレがなくきれいに塗ることができます。(塗料の量はほどほどに。慣れないうちは色が少しかすれるくらいが◎)
⑧ひたすらたたいていきます
スポンジをあててポンポン…
ここからは好みですが、模様をかすれた感じでステンシルしたい方はスポンジがおすすめ。
小筆はしっかり塗料がつくので、はっきり模様を出したい方向きです。
⑨一列目、完成!
下まで塗料を塗ったら、一列目の完成です。
他の2柄も⑥~⑨の繰り返しで塗っていきます。
⑩3柄すべてステンシル完成!
完成しました!
施工サンプルとなるので、ベースの色と模様の色のコントラストを強めに出した仕上がりにしています。
⑪3柄アップ
左から、
A:MOROCCAN-モロッカン
B:AZULEJO-アズレージョ
C:ARABESQUE-アラベスク
まとめ
いかがでしたか?
今回は店内用の施工サンプルだったため、ベースと合わせて2色の塗料を使いましたが、
ステンシル部分の単色で施工してみても可愛いのでおすすめです。
スタンプを押す感覚でステンシルをインテリアに取り入れてみませんか。