夏水組のオリジナル襖紙が好評発売中!
日本の伝統柄をモチーフに製作された襖紙は全35種類!
どの柄も個性が際立ちながらも、和室に限らず色々なお部屋に合わせることができるデザインとなっております。
新生活を迎えるこの時期に是非取り入れてみてはいかがでしょうか?
襖紙を貼ってみよう!~壁編~
新作の襖紙は全ての柄にリピートがあるので、壁一面につなげて貼ることができます。
前回は“本ふすま”への貼り方をご紹介しましたが、今回はいよいよ壁への貼り方を解説していきます!
柄はパリの展示会でも人気を集めた「菊七宝 生成」を貼っていきます。
道具は「壁紙の施工道具10点セット」があればOKです!
「和紙テープ」はちょっと上級者向け。どうやって使うか、お楽しみに!
壁への貼り方
1.
まずは襖紙にノリを塗っていきます。ローラーで全体的に塗り、はがれやすい端の方は刷毛でしっかり塗りましょう。ノリは薄く広げ過ぎず、たっぷり目に塗ってあげてください。2.
塗り終わったら十分に水分を含ませてふやけさせる為、5分ほど放置。そのまま広げておくとせっかくぬったノリが乾いてしまうので写真のようにジャバラ状に折っておきます。こうしておけば運ぶ時にも便利!3.
ノリがふやけたら早速壁に貼っていきます。本ふすまに貼るときと同様、なでバケを使用して空気を抜き、壁際の余分な部分はカッターでカット!写真のように地ベラをしっかり当ててあげると角でピッタリ切れます。このとき、地ベラは壁とカッターの間に入れてあげることが重要です。4.
床や天井も同じく余分な部分はカットします。地ベラは先ほどと同じく壁とカッターと間に入れます。地ベラとカッターの位置を入れ替えてしまうと際のところに少し隙間が空いてしまうことがあるのでご注意ください!5.
1枚目が貼れたら続いて2枚目を貼る準備。1枚目と重ねて貼る部分はあらかじめ“ミミ”と呼ばれる柄が入っていない部分をハサミやカッターで切り落としておきます。ノリの塗り方は1枚目と同じです。6.
ノリを十分吸ったら2枚目を貼りましょう。1枚目と柄を合わせていきます。先ほど2枚目のミミをカットしたことによって柄が合わせやすくなりました!7.
ピタッ!合わせてあげましょう。ノリが乾くまでは多少動かしたり、剥がして貼りなおしたりできますのであまり緊張せずにやってみてくださいね。8.
できるだけ継ぎ目を目立たなくさせたい場合は、1枚目と2枚目が重なっている部分をカッターでカットしていきます。下の壁紙を傷つけたくない場合やカットに自信がない方は、この工程は省いて重ねたままで終わりにしてもOK!9.
重ねた部分にカッターを入れた場合、このように1枚目と2枚目の余分な部分を取り除いていきます。時間をおいてしまうと綺麗にはがれなくなってしまうのでご注意ください!10.
余分な部分を取り除いた後、ここで「和紙テープ」が登場!カットした襖紙のジョイント部分に入れていきます。「和紙テープ」自体には粘着はついておらず、間に入れることで伸び縮みしやすい襖紙をピッタリくっつけてくれる役割があります。11.
まずは片方の襖紙の下に入れて、和紙テープがつなぎの真ん中に来るようにまずは場所を決めていきます。12.
位置が決まったら2枚目の下にも和紙テープを入れていき、ピッタリ重ね合わせていきます。13.
施工道具セットに付属しているローラーをジョイント部分の上に転がしてあげるとつなぎ目が馴染みます。無事ピッタリ柄が合いました!14.
新作の襖紙には上下にもリピートがあるので上も繋げて貼っていくことができます。
横に繋げたやり方と同じように5から進めていきます。
完成!!

いかがでしたでしょうか?
道具は必ずしも同じものがすべて必要というわけではありませんが、
今回使用したMATERIALでも販売している壁紙施工道具のセットがあれば一通りのものが入っていますので安心です!この機会にぜひ襖紙と合わせてどうぞ◎
施工事例
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今回モチーフとなった日本の伝統柄にまつわるストーリーを読めば、さらに襖紙を楽しむことができますので是非ご一読くださいね。