アイアンペイントをご存知ですか?
塗ったところがまるで金属のような質感になる不思議な塗料、それがその名の通り「アイアンペイント」です。
アイアンペイントを使うことで、まるで金属のような仕上がりに。そしてこのペイントを塗って頂くことで乾燥後は耐水性もできるので、屋外で使うようなものにも塗って頂けます。


カラーバリエーション

実際に塗ってみました!

プラスチックやツルッとしたアルミのS字フックを「アイアンペイント」で大変身!まるでブリキやアンティークな鉄感のある雰囲気に。
ちょっとした小物でもお部屋の印象って変わるので、いろいろなインテリア小物に試してみたくなりますね。下でご紹介するプライマーを使うことで、ペイントできる材質の幅もグッと広がります。ぜひ最後までご覧ください!
【使用カラー】
・ジョウロ:アイアンブラック
・スイッチプレート:アンティークシルバー
・S字フック:アイアンブラック+アンティークシルバー
手順をご紹介
1・水をはじく素材のものは事前にプライマーを

アイアンペイントは水性のペイントなので、プラスチックや水をはじく素材のものに塗ると塗料をはじいてしまいます。
そこで、先に塗料の下地材としてプライマーを塗っておきましょう。これを塗ることでプラスチックやガラスにも水性塗料を塗ることができます。

乾くと透明になりますが、塗り残しなくしっかりと塗っておきましょう。
形が入り組んでいる様なところは塗り残しやすいのでご注意を!
2・プライマーが乾いたらいよいよアイアンペイント

まずはざっと刷毛で塗ってみましたが・・・
うーん、なんだか金属っぽくならないなあ・・・
3・ボコボコ感が大切です!

そこで登場するのがスポンジ。刷毛で塗り終わった後に、あえてボコボコとした凹凸のある質感を作るためにスポンジでぽんぽんと塗っていきます。

刷毛のみで仕上げる場合も、厚めに塗って凹凸を作ると雰囲気が出てきます。
ちなみにニオイは全然ありません、お部屋の中で作業しても大丈夫です。
大切なのは厚塗りで作る凹凸のある質感!

普通の水性ペイントで壁や家具を塗るときは刷毛の塗り跡を消す様に塗っていきますが、アイアンペイントの場合は塗り跡をどんどん作る様な感覚で塗っていくとより金属っぽい質感になりますよ!
かなり粘度が高い塗料なので、塗りにくい場合はほんの少しの水で希釈して塗るのもOKですが、あえてベトッとした質感を残したまま塗る方が良いかもしれません
4・1〜2時間乾燥させれば完成です!
インダストリアルなインテリアづくりに活躍するのはもちろんのこと、ヴィンテージ感あるインテリアを作る際にオススメ。
今回ガーリーな造花を飾ってみましたが、意外にマッチするね!と好評でした。
塗るだけでまるで金属になる不思議な塗料。ビフォーアフターの変化を楽しんでみて。気になる方はトライしてみてくださいね!